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コラム:気になるおなかの話

今まで大丈夫だったのに? 突然発症した、食物アレルギー

2018.9

突然発症した、食物アレルギー

今まで大好きだったものが急に食べられなくなるなんて…。
“食物アレルギー”と言うと、子供に多いアレルギー疾患というイメージがありますが、実は大人になって突然発症することもあります。今まで食べていた食べ物なのに、急にじんましんが出たり苦しくなったりといった症状が出ます。一体どうしてなのでしょう?
今回は、そもそも食物アレルギーとはどんな疾患なのか、なぜ突然発症することがあるのか、ということについて紹介します。

食物アレルギーとは

食物アレルギーとは、特定の食物が原因で免疫が過敏に反応し、じんましんや呼吸困難などの症状が起こることを言います。食物を食べるだけではなく、触ったり、吸い込んだりして体内に入った時にも起こります。
原因の物質となっているのはタンパク質です。特定の食物に含まれるタンパク質を体が異物だと認識してしまうことで様々な症状が現れます。

食物アレルギーの症状と種類

食物アレルギーには、じんましんや呼吸困難の他にも症状があります。
即時型食物アレルギーの場合、その症状は食物が体内に入ってから2時間以内に現れることが多いと言われています。

  • 皮膚症状…かゆみ、じんましん、むくみ、赤くなる、湿疹
  • 呼吸器症状…くしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳、呼吸困難
  • 粘膜症状…目の充血、目の周りの腫れ、口腔・唇の腫れ・違和感
  • 消化器症状…下痢、吐き気
  • 全身症状…アナフィラキシーショック(頻脈、意識障害など)

原因となる食物

乳幼児の食物アレルギーでは、鶏卵や牛乳、小麦が原因で発症することが多いのですが、実は年齢と共にその原因食物は変化していきます。成人の場合のアレルゲン順位は以下です。

  • 1位 小麦
  • 2位 甲殻類
  • 3位 魚類
  • 4位 果物類
  • 5位 蕎麦

4位の果物類は、花粉症と合併するリスクもあるようです。例えば、ブタクサアレルギーのある人はスイカやメロン、ハンノキやシラカバにアレルギーがある人は桃やリンゴ、サクランボを食べることでなにかしらのアレルギー症状を引き起こす可能性があります。普段何気なく食べた後、のどがイガイガしたり、皮膚にかゆみを生じたりした場合には、原因を探るため受診してみても良いかもしれませんね。

突然発症する原因とは

原因となる食物を摂取した後に運動したり、疲労・睡眠不足・ストレスによって免疫機能が低下したりすることで食物アレルギーを誘発すると言われています。他にも、同じものを毎日食べ続けることが原因で、アレルギーを引き起こすこともあります。

このように食物アレルギーは、いつ誰が発症してもおかしくないアレルギー疾患だと言えます。
食物アレルギーの予防としては、睡眠をしっかりとってからだを休める、ストレスを溜め込まない、バランスの良い食事を心がけるということが、すぐに始められる策かもしれませんね。
ぜひ、おなかにもからだにも優しい生活を今日から始めてみましょう。