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新大久保文化通り診療所

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コラム:気になるおなかの話

年々増えている大腸がん あなたは検診受けていますか?

2018.10

大腸がん検診キット

日本人の食生活や生活習慣の変化に伴い、大腸がんの罹患率は年々増加傾向にあります。実際統計を見てみると、なんと、この20年間で約2倍にも増えていることがわかります。その理由の1つは、食生活の欧米化だと言われています。食物繊維の多い野菜類の摂取が減り、肉類などの高脂肪・高たんぱくの食事が増えているからです。では、実際、大腸がんとはどんな病気なのでしょうか。詳しくご紹介していきたいと思います。

大腸がんとは

大腸がんとは、大腸の内側の最も表面にある粘膜の細胞から発生した悪性腫瘍のことです。早期に発見できれば、完治する可能性が高いがんです。しかしながら、発見が遅れると大腸の壁の内部へと深く進行していき、隣接臓器に浸潤したり、腹腔内に癌細胞が散布されたりすることがあります。

大腸がんの症状

早期の大腸がんでは、症状がなく、自分では気づかないことも少なくありません。がんが進行すると、血便や下血、便秘と下痢を繰り返す、便が細くなる、残便感、腹痛、お腹が張る、腹部のしこり、貧血、吐き気などの症状がみられます。

大腸がん検診

早期であれば完治する可能性が高いのですが、自覚症状がほとんどありません。ということは、検診を受けて早期発見するということがとても大事だということです。
大腸がん検診はまず、便潜血検査を行います。これは、便ががんやポリープなどの表面に擦れた際についた血液の有無を調べます。こちらの検査で陽性が出たからといって、必ず大腸がんだということはありません。ですが、陽性であればもちろん精密検査が必要となります。例えば、肛門から指を入れ、直腸部分を触って診断する「直腸診」や、肛門から内視鏡を挿入して大腸内を観察する「大腸内視鏡検査」などがあります。また、大腸がんと診断された際には腹部エコーやCTなどで、他の臓器に転移していないかなど詳細に調べていきます。

リスク要因

大腸がんの原因の1つとして、遺伝が挙げられます。親族が大腸がんの場合、大腸がんになる可能性が高くなります。その他には、運動不足や肥満、飲酒、野菜の摂取不足も原因であるといわれています。

大腸がん予防

私達にできる大腸がん予防は、やはり、生活習慣の見直し・改善です。野菜を積極的に食べて食物繊維を摂取する。高脂肪な食事は避け、バランスの良い食事を心がける。お酒はほどほどにして、ウォーキングなど適度な運動を取り入れる。これらが、大腸がんの予防に大切なことです。

おなかに負担のかからないよう効率よく栄養を摂取するよう心掛け、健康なカラダを保ちましょう。そして、後回しにせず、検診は必ず受けましょう。