内科・消化器内科
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新大久保文化通り診療所

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コラム:気になるおなかの話

これって胃痛?胸やけ?それとも胃がん?

2018.12

潰瘍性大腸炎

食べ過ぎや飲みすぎ、ストレスなどで胃の調子が悪いと感じることありますよね。でももし、その症状が続くようなら、胃がんの可能性を疑う必要があるかもしれません。
胃がんは日本人が最も多くかかるがんだといわれています。その罹患率は40歳以降に高く、また、女性よりも男性の方が高くなっています。
では、どうすれば胃がんを早期発見できるのでしょうか。胃がんの症状、検診方法について詳しく見ていきたいと思います。

胃がんとは

胃の壁の最も内側にある粘膜内の細胞に発生します。がんが大きくなるに従って、がん細胞が胃の壁の中に入り込み、外側にある漿膜やさらにその外側まで広がり、近くにある他の臓器にまで広がっていきます。がん細胞が、粘膜または粘膜下層までにとどまっているものを「早期胃がん」といい、筋層より深く達したものを「進行胃がん」といいます。
また、特殊な胃がんとして「スキルス胃がん」というものがあります。「スキルス胃がん」は、胃壁の中で広がって粘膜の表⾯にはあまり現れないので、内視鏡での発見が難しく、見つかった時にはすでに進行していることも少なくありません。

胃がんの症状

胃がんは早い段階で自覚症状が出ることが少なく、また、進⾏の程度にかかわらず、症状が全くない場合もあります。逆に早い段階から胃痛、胸焼け、⿊い便がみられることもあります。しかし、これらの症状は、胃炎や胃潰瘍などの時にもみられる症状で、放っておいてしまうことも多々あります。そのため、定期的な検診を受けたり、症状が続く時は早めに病院で相談したりすることが大事です。

胃がん検診

主に、胃X線検査、もしくは、胃内視鏡検査が行われます。
胃X線検査は、造影剤のバリウムと胃を膨らませるための発泡剤を飲み、胃の粘膜を検査する方法です。胃内視鏡検査は、内視鏡を口または鼻から挿入し、食道、胃、十二指腸を直接観察する方法です。他にも、ペプシノゲン検査、ヘリコバクターピロリ抗体検査が並行して行われることもあります。そして、これらの検査で胃がんの可能性が見られた場合には、さらに精密な検査を受けることになります。

胃がんは、男性はおよそ9人にひとり、女性はおよそ18人にひとりが、一生のうちに胃がんと診断されるというほど、多くの人がかかる病気です。しかしそれと同時に、早期発見すれば治りやすいがんだとも言われています。ごく早期であれば5年生存率は96%以上だというデータもありますので、やはり、定期検診を受けることや、おかしいなと思ったらすぐに病院で相談することが大切だといえます。
自分のおなか・からだの声に耳を傾け、元気で健康な生活を送りましょう。