内科・消化器内科
内視鏡検査・健康診断

新大久保文化通り診療所

お問い合わせ・ご予約は03-5937-0610

お問い合わせ・ご予約は03-5937-0610

東京都新宿区百人町2丁目5-8
科研ビル1FMAP

コラム:気になるおなかの話

成人の10人に1人は保有している!?実は、身近な病気「胆石」

2019.4

痛みが現れるまで、自覚症状がないと言われる「胆石」は、実は誰にでも起こりうる病気です。そして、その痛みは、身をよじるほど、非常に激しく強い痛みだそうです。では、胆石は何が原因で発症するのでしょうか。また、胆石を予防するにはどうすればいいのでしょうか。これらについて詳しく説明していきたいと思います。

胆石とは?

胆石とは、胆のうや胆管にできる結石のことです。その胆石のもととなっているのは、肝臓で作られる胆汁です。胆汁は脂肪の消化や吸収を助ける働きをしており、その胆汁に含まれるコレステロール等の成分が固まって、胆石となります。また、胆石はその成分によって数種類のタイプがありますが、日本人の胆石の70~80%はコレステロール胆石だと言われています。そして、その胆石が大きくなり、胆のうや胆管を傷つけたり、胆管に詰まったりすることで、炎症を起こしたり細菌感染を起こしたりし、激しい痛みが生じます。

胆石の原因と症状

胆石ができる一番の原因は、脂肪分の多い食事です。脂肪分の多い食事を取ると、胆汁のコレステロールの割合が増えて結晶化が起こり結石となっていきます。そして、上腹部から右季肋部痛の突然で激しい痛みや発熱、黄疸といった症状が認められます。

治療について

胆石は、小さい状態であれば手術などは行わず、経過観察となります。しかし、激しい痛みを伴う場合は、手術で胆石を取り除いたり、胆のうを摘出したりします。胆のうの摘出手術でも、傷が小さくて済む腹腔鏡手術であれば、手術後3~5日間ほどの入院期間で退院できます。

胆石の予防には、毎日の生活習慣に気を付けることが重要です。脂肪分の多い食事を過剰摂取しないようにし、胆汁内のコレステロール濃度が高くならないようにしましょう。また、食事を抜いたりすると、胆汁が濃縮され水分が減り、それによって胆汁内のコレステロールが結晶化しやすくなってしまいます。
皆さんも、1日3食のバランスの良い食事と適度な運動で、胆石を予防しましょう。そして、何か気になる症状がある場合は、早めに医療機関に相談してください。